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おはこんばんにちは!!
かなはんです♡
映画「記憶にございません!」を観てきたので、レビューしたいと思います。
三谷幸喜さんと言えば、「古畑任三郎」や「THE 有頂天ホテル」などの作品が有名ですよね。
「ステキな金縛り」は「映画館で観れば良かった!」と思うくらい面白かったので劇場で観てきました。
個人的に「劇場まで足を運ぶ価値があったな。」と思えるくらい面白い映画でした。
では、今からネタバレを含みつつレビューしていきます。
まだ鑑賞していない人は、読まないように気をつけてください。
ちなみに、キャストがどんな役をしているのか知らない状態で観た方が面白いですよ。
目次
あらすじ
「史上最悪のダメ総理」と国民から呼ばれている総理大臣の黒田啓介(中井貴一)の物語。
賄賂や裏金、そんな問題が公になっても「記憶にございません!」と言い張るくらいの悪徳政治家だった。
総理大臣の支持率も、史上最低の2.3パーセントを叩き出すほど、国民から嫌われていた。
そんな黒田は、国民への演説中に、市民が投げた石が額に当たり、本当に記憶を失ってしまう。
防衛大臣や秘書の名前と顔、総理が住んでいる公邸(自宅)、奥さんや息子の名前も思い出せない状態になっていた。
「一体、どうなっているんだ?」
「私は、誰なんだ?」
黒田は記憶を失ったことで、その辺にいる普通のおじさんになってしまったのだ。
ただ、総理が記憶を失ったことが国民バレると、政治を任せられるはずがない。
国民の混乱を避けるためにも、黒田が記憶を失ったことは、国民や家族には隠して政治を続けることになった。
そんな黒田は、秘書たちのサポートによって、色んな危機を乗り越えながら、日々の公務をこなしていく。
公務をしながら、過去の自分がやってきた過ちや国民の意見を聞いた黒田は「こんな総理ではダメだ。」「記憶を失ったことは、過去の自分を改めるチャンスだ。」と気づき、真面目に政治に取り組むことを決心する。
果たして、心を入れ替えた史上最悪のダメ総理は、日本という国を変えることはできるのか?
ネタバレ
ここからは、ネタバレを含みます。まだ鑑賞していない方は読まないでください。
ベッドで目を覚まして病院を抜け出す
病院のベッドで、総理大臣の黒田啓介(中井貴一)は目を覚まします。
包帯で額をぐるぐる巻きにされています。
とりあえず、病室の外に出た黒田は、SPたちに追いかけられます。
でも、黒田は記憶を失っているので、SPのことも分からず、ただひたすら逃げようとします。
え!?僕は、総理大臣なの!?
病室を抜け出した黒田は、パジャマ姿のまま街中をふらつきます。
そこで、たまたま酔っ払いの男とすれ違います。
その男は、黒田の顔を観て「あ!!!」と気づきます。
と言われ、怖くなった黒田は定食屋に逃げ込みます。
何が何だか分からない状態で、食事をしている時、テレビにある人物の姿が映ります。
その人物は、国民に向かって「このクソ野郎がーーー!」と暴言を吐いていたのです。
この暴言のシーンを見て、定食屋の鏡に映った自分の顔を見ます。
え!?俺って、総理大臣なの!?
うそーーーー!!!!
総理官邸に連れ戻される
総理が記憶喪失になってしまったことに、秘書の井坂(ディーン・フジオカ)や番場(小池栄子)は驚きます。
これから、どうしますか?
総理が記憶を失われたことは、奥様に伝えますか?
いや。ここは、家族にも秘密にしておこう。
黒田が記憶喪失になったことは、自分たちだけの秘密にしておくことに。
僕は、本当に総理なんですか?
なんで、こんなに嫌われてるんですか?
嫌われている理由は、たくさんありますが、中でもこれですね。
と言って、テレビを付けると、黒田が演説をしている映像が映ります。
「うるせーな、もう!」
「記憶にねーんだ!!記憶にございません!!」
そして、自分は史上最悪のダメ総理であることに気付きます。
このままではダメだ!生まれ変わらないと!
黒田は、記憶を失いながらも、秘書たちにサポートをしてもらいながら公務をこなしていきます。
公務をこなしながら、自分がやってきた過ちがたくさんあることを知ります。
裏金、愛人、K2プラン(国会議事堂の横に、スーパー銭湯付きの国会議事堂を作る計画のことw)など、様々な汚職に手を染めていることを知ります。
そのせいで、妻の聡子(石田ゆり子)にも愛想を尽かされ、息子の篤彦(濱田龍臣)にも「お父さんは尊敬できない。」と言われ、まともに口も聞いてくれません。
そんなとき、石を投げた人物である南(寺島進)が特定され、首相官邸に呼ばれます。
南は、土木作業員で、彼の作業員仲間が足場を踏み外して怪我をし、生活保護を受けることになったということを聞かされます。
南「生活保護受給額を下引きげるなんて許せなかったから、石を投げたんだよ。」
それを聞いた黒田は「苦しんでいる国民がいるのに、自分は愛人を作ったり、好き勝手していたことを改めないと!」と思い、小学校の恩師に連絡をして、一から政治の勉強を教えてもらうことになります。
ただ、黒田には強敵の官房長官、鶴丸(草刈正雄)がいました。
実は、この鶴丸官房長官は、黒田を裏で操っている人物として、政界やマスコミからも恐れられている人物であるということが分かります。
「この鶴丸を、官房長官の座から引きずり下ろさないと、政治は前に進まない。」
そう思った黒田は、秘書と共に作戦を練ります。
それに気付いた鶴丸は大慌てで、首相官邸に乗り込んできます。
この時、黒田は鶴丸に聞きます。
あなたが、政治家になった目的は何ですか?
この世界に長く居続けることが目的かな。
それを聞いて安心しました。
これで、私はあなたと真っ向勝負できます。
そんなことをして良いと思ってるのか。
私には何も怖いことはありません。
それに失うものもない。では、失礼します。
と一礼をして、黒田は立ち去ります。
途中、鶴丸(草刈正雄)に記憶喪失になっていることがバレてしまいますが、強敵と真っ向勝負をすることを決意します。
そして、鶴丸を官房長官の座から引きずりおろす作戦に出ます。
強敵の官房長官と真っ向勝負!
鶴丸を官房長官の座から引きずりおろすには、それなりのネタが必要です。
そこで、黒田は謎のフリージャーナリスト古都(佐藤浩市)に調査を依頼します。
結果、鶴丸が反社会勢力と関わっている証拠を見つけ出します。
そして、鶴丸を官房長官の座から引きずり下ろすことに成功します。
妻が秘書と不倫!?
黒田は、自分が愛人を作ったことがきっかけで、妻から愛想を尽かされていたので、何とか寄りを戻せるように奮闘します。
ですが、その矢先に、妻は首席秘書の井坂と不倫をしている写真を見つけショックを受けます。
そして、数日後に週刊誌に【首相夫人が秘書と不倫関係!】という記事が出てしまいます。
それを知った井坂は、辞表を出して首席秘書を辞めることを決意します。
すみません。私が総理の足を引っ張る形になってしまいました。
私が不倫をしたらから、妻も不倫した。全て私が悪いんだ。
私には、井坂くんが必要なんだ。戻ってきてくれないか?
その代わり、ちゃんと妻とは別れて欲しい。
総理が、それでよろしいのであれば。
ところで、妻のことは好きだったの?
・・・。
僕、妻がタイプなんだよね 笑
妻と息子と元の生活に戻る
妻と寄りを戻したい黒田は、国会中継で妻に愛のメッセージを送ります。
初めて君を見たときから、好きだった!帰って来てくれ!聡子!
熱いメッセージに心打たれた聡子は、黒田の元に戻ってきます。
記憶は戻ったのか?
公務をこなしていた、ある日、秘書官の番場は、茶封筒に入ったある物を見つけます。
それは、黒田が小学校の時に書いた作文でした。
僕の夢は、総理大臣になることです。
僕は、周りから大人しい性格と思われていますが、本当の僕は明るいです。
でも、急に明るくなるのは変なので、誰か頭にサッカーボールを当ててくれたら、その瞬間から明るい自分になれるのに。
この作文を見て、秘書官の番場は気づきました。
いつから記憶は、戻っていたんですか?
少し前からかな。
もしかして、ずっと演技をされてたんですか?
最初は、本当に記憶を失ってたよ。
確かに、また悪徳政治家に戻ることもできた。
でも、せっかく変われるチャンスを逃すわけにはいかないだろ?
父と息子が仲直りをする
ずっと父親を嫌っていた篤彦でしたが、黒田が善人になったことで、だんだん心を開いてくれるようになります。
そして、黒田が政治の勉強をしている部屋に息子が入って来て、一言言います。
「僕も総理になりたい。」
黒田は、息子と仲直りをして、善良な政治家として歩んでいくのでした。
感想
意思があれば人は変われる!と勇気を与えてくれる映画
この映画を見て「悪党でも意思があれば人は変われる」ってことが伝わってきました。
私は、現在「大学職員」「アフィリエイト」「日本語教師」という三足のわらじを履いています。
大学職員の給料が低いことをきっかけにサイトアフィリエイトというビジネスを始めましたが、最初は「サイトアフィリエイトなんかやっても成果なんて出ないだろう。」と思っていました。
ですが、諦めずに継続したことで月5桁を達成できるようになりました。
最初は自分で記事を書いていましたが、ライターさんを雇用して外注化したことで、今では自分で記事を書かなくても、1日1記事自動で出来上がるシステムを構築しました。
そして、気がつけばMAX50名ほどのライターさんを一人で管理するようになっていました。
(今はChatGPTが出てきたことで、AIも使いつつ記事を書いています。)
こうやって、最初はできないと思っていたことでも、勇気を出して行動すれば変われる。
この映画を見ると、当時の自分と重なります。
ところどころ、省いてお伝えしていない場面もありますが、覚えている範囲で書いてみました。
こうやって素敵な映画に出会えると得した気持ちになりますね。
現代を風刺しているような描写もあり、政治家こそ見るべき作品です。
増税ばかりしてないで、少しは減税しろ!!
社会保険料上げすぎじゃ!!
40歳から介護保険とかおかしいだろ!!
2026年から独身税とかふざけるな(☼ Д ☼) クワッッ!!!
・・・政治家に言いたいことがたくさんありすぎます。
この映画の口コミを見ると賛否両論ですが、個人的には「劇場で観て良かった!!」と思える作品でした。
また、キャストも豪華でクスッと笑えるシーンもありました。
鑑賞後「中井貴一さんの代わりになる俳優さんはいるかな?」と考えてみましたが、彼がハマり役だと思います。
改めて、貴重な俳優さんなんだなと感じましたし、配役もすごく良かったです。
暴力的なシーンやアダルトなシーンもほとんど無く、万人受けする映画だと思います!
中井貴一さんは、本当にハマり役で、今回の映画で、さらに好きになりました。
子どもの頃に、プライベートの中井貴一さんに街中でお会いしたことがありますが、黒い帽子を被っていて、目が合ったとき「あ、ミキプルーンのおじさんだ。」って思った記憶が未だに残ってます(笑)
「週末、なんか面白い映画見たいな〜」ってお探しの方は、ぜひ観てみてください。
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え?ここは病院?自分に何があったんだ?
うわぁぁぁーーー!!!思い出せねーーー!!!