名前:かなはん 趣味:読書と映画鑑賞 肩書き:現役大学職員 勤務中に昼寝をするポンコツ上司に毎日イライラしながらも、謙虚に低姿勢に日々学生をサポートしている。「大学職員は副業禁止?そんなもん知るか!」精神で、在職中でありながらも、ネットビジネスで起業を始める。現在は、バレても大丈夫なように対策をしながら、外注化を駆使してアフィリエイトサイトを2つ運営中。外注化を開始して、たった1ヶ月で30名の外注さんを採用することに成功。自分の時間を一切使うことなく、記事作成をしている。自分と同じように「辛い仕事を早く辞めたい。」と思っている大学職員の方、日々お仕事を頑張っている方に有益な情報を公開しつつ外注化を薦めている。
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みなさん、こんにちは。
かなはんです。
この間「坂上&指原のつぶれない店」という番組でIKEAが特集されていました。
IKEAに一度は行ったことがあるという方も多いと思います。
今回は「世界No.1家具店「IKEA」のマーケティングスキルが凄すぎる」について語ってみたいと思います。
IKEAの戦略とは?
夢と現実の絶妙なバランス
実際に、私もIKEAに行ったことがありますが、本当に見ているだけで楽しい場所ですよね?
家具のデザインも可愛いですし。
昔は、デザイン性が高いものは、価格も高かったですが、IKEAはデザインも良くて安いというのが魅力ですよね。
そんなデザイン性の高い家具が魅力のIKEAは、ただ家具を置いているだけではありません。
赤や黒、白を基調とした部屋などのコンセプトに分かれた部屋がいくつもあります。
他にも、一人暮らし用の部屋、ファミリー向けの部屋などによってターゲットが分かれています。
20代女性の部屋といっても、大学生なのか会社で働いているのかによっても違います。
大学生で20代女性の部屋は、10万円以内に収まるように作られています。
会社で働いて、ある程度給料がある20代女性の部屋は少しリッチな感じで作られています。
「私も、こんな部屋に住みたいな〜!」
という夢を売る部屋もIKEAにはあります。
まさに、夢と現実の絶妙なバランスでレイアウトされています。
レイアウトの比率は、現実8:夢2という感じで構成されているそうですよ。
ちなみに、ファミリー層が多い地域にはファミリー向けの部屋を増やしているそうです。
どの店も、同じコンセプトの部屋を用意していると思っていたので、かなり驚きました。
こんな感じで、IKEAはターゲットを絞った部屋を用意しているのが戦略の一つです。
普通の家具店って、ここまでこだわって部屋を作ってますか?
みなさんの近くにある家具店を思い出してみてください。
私の近所にあった家具店もお家騒動があった高級家具店Oもテーブルやソファーなど同じ家具を1つの場所にまとめて置いてあることが多かったです。
IKEAのようにコンセプトに沿った部屋を用意している家具店ってほとんどないなと思いませんか?
コンセプトに沿った部屋を作ることで、他の家具店と差別化できる戦略は素晴らしいなと思いました。
さらに、コンセプトに沿った部屋をいくつも見せた後、安めの小物系を見せていく流れになっています。
高額商品からお手軽商品に流すことで、必要でなかった物もつい買ってしまうという仕組みもさすがだな!と思いました。
ターゲット層を意識したおもてなし
まず、ファミリー層に嬉しいのがIKEAにある「お子様お預かりサービス(スモーランド)」です。
普通、家具店には子どもを預かるサービスはなんてないですよね?
IKEAは、ファミリー層が訪れるので、ファミリーが少しでも買い物をしやすいように用意しています。
「お預かりサービスって、どうせ有料でしょ?」
と思う方もいると思いますが、なんと60分無料でお預かりしてもらうことができます。
子どもがIKEAに行きたいと、駄々をこねるから行くという方もいるかもしれませんよね。
「無料だから、行くか。」
みたいな感じで行って、必要じゃない物を買ってもらうのを狙っているのかもしれません。
ちなみに、このスモーランド、週末は激混みするくらい人気なんだそうですよ。
スウェーデンの本場の味が楽しめるレストラン
IKEA内にあるレストランでお食事されたことってありますか?
サラダバーやサーモン料理なども低価格で提供されています。
私は、IKEAの喫茶コーナーにあるホットドッグが好きなんですが、何回食べても美味しいんですよね(笑)
それに、レストランで提供されている料理を自宅でも調理して食べれるようになっています。
家具以外の食品も販売するIKEAの手法は、すごいなと思いました。
ここで、お客さんが食品を購入するまでの行動について考えてみました。
- 「お腹空いたな〜。」
- 「でも、周りに飲食店がないし、レストランで食べようか。」
- 「うめえ!」「これ美味しいじゃない!」
- 「家でも食べたいな。」
- 「あれ?買って帰れるの?」
- 「じゃあ、買って帰って家で食べようか!」
こんな単純じゃないかもしれないですけど、こんな感じなんじゃないかな?と思いました。
ちなみに、レストランを利用すると、赤ちゃん用の離乳食を無料でもらえるサービスがあります!
お子さん連れのファミリー層にターゲットを絞ったおもてなしはすごいなと思いました。
無料で離乳食をもらえたら嬉しいですよね。
こういったおもてなしを通じて、IKEAファンを獲得しているんですね。
DIYという一手間を加えることで愛着が湧く
IKEAの特徴は、お客さんが自ら家具などを組み立てることができることです。
最近、ハンドメイドなどが流行っていますが、自分たちで何かを作ると愛着が湧きますよね?
皆さんも、小学生の時に育てたトマトやお花を思い出してみてください。
毎日、自分たちでお世話をして育てたトマトやお花って、なんか可愛いと思いませんか?
あれと同じ感覚です。
私は、スーパーで買った豆苗を再利用しています。
水を張ったバットに豆苗を入れて放置しておけば、勝手に伸びます。
ちゃんと太陽の方向を向いて伸びるんですけど、これがまた可愛いんですよね(笑)
ハサミを使って豆苗を再収穫するときは
「豆苗ちゃん、ソーリー!」
と言ってから、切っています(笑)
ただ、お水の交換をするだけなんですが、日に日に豆苗に愛着が湧くんですよね。
ちょっとDIYとは違うかもしれないですが、こんな感じで一手間かけることで愛着が湧くという心理をIKEAは利用しています。
IKEAの場合、こうやってお客さんが勝手に作ってくれるので、組み立てる必要も無くコスト削減にも繋がります。
コスト削減をすることで、IKEAは商品開発など別のことに力を注ぐことできます。
お客さんは勝手に作って喜んでくれるし、IKEAはコストを削減して、新商品の開発に注力できるという素晴らしい戦略が隠れているということが分かりますね。
IKEAの大人気商品3選
ここで、大人気商品を3つご紹介します。
超便利な移動式ワゴン

引用:IKEA公式ホームページ
国内で年間30万台が売れる移動式ワゴンです。
見た目もシンプルで使いやすく、移動もしやすいので掃除が楽という意見が多いそうですよ。
中には、子どものランドセルや学校で使う物などを置いている方もいるそうです。
上段は、ちょうどランドセルがスッポリ収まるサイズで、枠にフックを掛けて、サブバッグなどを吊せるので朝の身支度も便利なんだそうですよ。

値段:¥4,999
サイズ:35x45x78cm
激安サイドテーブル
引用:IKEA公式ホームページ
国内で年間6万台が売れる驚異の激安テーブルです。
「うちの家にもある!」という方も多いのではないでしょうか?
シンプルで飽きがこないデザインで、安くて丈夫なところが人気の秘密ですね。

値段:¥999
サイズ:55x55cm
大人気パーソナルチェア

引用:IKEA公式ホームページ
全世界で累計3,000万脚売れている椅子です。
木製の部分がバネになっていて、座り心地が良く快適なんだそうですよ。
身体にフィットする美しくデザイン性のある人気チェアです。
発売されてから43年間も売れ続けているアイテムなんだそうですよ。
値段:¥6,990
2020年の春にIKEA原宿店が開店する?
2020年の春に原宿店を開店する予定とのことでした。
- 2フロアで従来の10分の1の広さになる予定
- 外見もIKEAカラーではなくシンプル
- 家具、雑貨は従来通り販売
- レストランも併設
- 若者を狙った店舗作り
毎回、新店舗がオープンされる日は、大行列ができるそうです。
原宿店も、きっと何百人が行列を作って前日から並ぶんでしょうね。
私は行列が嫌いなので、ある程度時間が経過してから行こうと思います(笑)
まとめ
IKEAの戦略は
- 夢と現実の絶妙なバランス
- ターゲットを絞ったモデルルームを用意している
- ターゲット層を意識したおもてなし
- スウェーデンの本場の味が楽しめるレストラン
- DIYという一手間を加えることで愛着が湧く
IKEAの大人気商品3選は
- 超便利な移動式ワゴン(RÅSKOG ロースコグ)
- 激安サイドテーブル(LACK ラック)
- 大人気パーソナルチェア(POÄNG ポエング)
今回は「世界No.1家具店「IKEA」のマーケティングスキルが凄すぎる」について語ってみました。
日頃から流行っているお店に行って
「どうして、このお店は流行っているんだろう?」
とマーケティング脳にして考えることは、とても大切ですよ。
ちなみに、マーケティング脳に関する記事は、こちらで紹介しています。
手が疲れにくいe-Sports用のキーボードやソファーやベッド、収納が一体化したハイテク家具をアメリカの企業と共同開発するなど、まだまだ進化をし続けるIKEAに目が離せませんね!
以上、かなはんでした!